まつげこと霜丘麻依です。
新人育成のご相談からロジカルシンキングの研修を受注しました。
もはや心理学でもないですが、
これを材料にして組織コミュニケーションが向上することが目的です。
今回、研修コンテンツをつくっていて、なるほどと思った点はここでした。
そもそもなぜ論理的であるべきなのか?
課題解決、というテーマのもっと手前に、わかるやすく考え、わかりやすく伝えるためという目的があったのです。
つまり、人と課題やいろいろな出来事を共有するために、論理がある。
こう考えるとなんだか楽しくなって、身を入れて内容をつくることができました。
論理的である、これは基礎として大切ですが、皆さんがご存知のように論理だけではまた、伝えることは難しいです。
論理と感情、そして共感が全部揃って、対話が進みます。
この考え方はロジカルダイアローグとして、とある書籍で紹介されていました。
共感だけでは話を噛み合わせられない時、基礎に戻って「わかりやすく」伝える。これも、健全なコミュニケーションのためにできることなんですよね。
もう一つおもしろかったのは、当たり前ですがロジカルシンキングは万能ではなく単なる思考法で、いい使い方をするためにはずっと考え続ける必要があるということ。
わかりやすい切り口を思いついたとしても、それを下敷きにして、もっといい考え方はないか?と探し続ける姿勢が、課題達成のためにも人に伝えるためにも大事ということですね。
結論はいつも仮説。
こう考えると、心理学とも多少親和性が出てくる、、、感じがします!
人材育成を体系的に考えたい方は、ご相談ください。