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認知行動療法が進化している件

読者の皆さまは認知行動療法をご存知でしょうか。

 

日本の医療で、保険適応される心理療法といえばほぼ認知行動療法を指します。

元々、うつ病の治療用にそれまであったデータで検証できる心理療法をまとめて確立された方法です。

 

厚生労働省で、うつ病や不安障害など症例別の認知行動療法マニュアルが公開されており、cc協会でみんなで勉強会をしたこともありました。

 

 

 

カウンセリングは、自己理解を促進することでクライアントの成長を支えるかつどうですが、たとえば「イヤな気分がずっと晴れない(抑うつ状態)」「電車に乗れない」「不安で食べすぎたり、スマホを見すぎたり、買い物しすぎたりがやめられない」などの症状がある場合は傾聴のみだとちょっと弱いんですね。

(ご注意★症状が、生活に支障があるレベルだとカウンセリングよりまずは病院です。その見極めが大事なので何かあったらご相談くださいね)

 

今日は、簡単なご紹介とわたしが最近ためして、

 

なかなかの手応えを感じている新しいやり方、ウェルビーイング療法について書いています。

 

最近ではベーシックな認知行動療法に加えて、マインドフルネス要素を加味するなど、第3世代としていろいろな新しい考え方が取り入れられてさらに進化しています。

中でも、とあるきっかけで知ったウェルビーイング療法の考え方はすごくいいな!と思ってさっそく継続クライアントさんの何人かにお話しして試させてもらいました。

 

認知行動療法は、「認知」つまり物事の捉え方と「行動」に働きかけて自分を客観視し、変えられる部分を変えていくというやり方です。

普段から自分の物の見方をメタ的にとらえている人は無意識にやっているようなことを、順番にやっていくので難しくないです。慣れたらセルフでもできます。

ウェルビーイング療法は、中でもウェルビーイングな状態に注目して、その状態を増やしていくような介入をします。

 

毎日がイヤな気分でいっぱい!ていう人に、その気分を変えるように工夫するのがけっこう膨大な作業になったりするので、1日の中のいい気分を見つけて増やしていく、という感じです。

なかなかいい感じなので、cc協会でもメニュー化するのもありな気がしてきました。

 

気分が晴れない日が続いてる方、

または自分のいい気分をつかまえて持続できるようになりたい方、

ご興味が湧きましたらご連絡くださいませ。

 

メールカウンセリングと相性がいいので、初回2往復と週1を数回、のような形でプログラムにしてみようと思います。