聴くチカラ検定のテキストを読んで学ばれている方からの質問にお答えするコーナーです。
名付けて「聴くチカラ玉手箱」♪
聴くことを学ぶ過程で、多くの人が感じるちょっとした「壁」に関する内容を多くいただいています。
テキストをお持ちでなくても、聴く練習に役立てられるようにお答えしていきますね。
さて最初のご質問は、
「8級の要約がとても難しく感じます!」という内容です。
質問文を引用します。
頷き・相槌や、くり返しはなんとなくできている気がしますが、
要約は難しいイメージがあります。テキストによると、主語も述語も大事だし、
話し手の使った言葉を使わないといけないし、で、なかなか難しいと感じています。
まずここから、という点があれば知りたいです。
検定の8級では、一行程度の短い要約を身に着けます。
この"短い"要約というのが、意外とハードルになるんですね。
いきなりやろうとすると難しいので、ステップバイステップで練習するといいですね。
質問者さんは、
「頷き・相槌や、くり返しはなんとなくできている気がしますが」と書かれています。
9級のくり返しを、なんとなくしているだけだと、
8級の一行要約は難しく感じると思います。
9級で、キーワード、話し手さんにとっての重要な言葉を単語で繰り返すことが
自由自在にできるようになっていると、
一度口にした言葉をつなげるだけなので、一行要約は簡単になります。
要約できるタイミングで、うまく言葉が出てこない、
つまりなんの言葉をつなげたらいいか思い出せないという場合は
くり返しが足りてない場合がほとんどです。
要約がうまくできない人は、9級の単純な繰り返しを練習して、
「自然に話を促進する」「話し手さんにとって重要な言葉へのアンテナを磨く」
をしっかりやってみましょう。
付属の動画素材を、ぜひたくさん活用してくださいね。
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